統合失調症の人はアルギニンを摂らないほうがよい理由とは?

からだ全体に素晴らしい健康効果をもたらしてくれるアルギニンですが、なぜか統合失調症の人は控えたほうが良いとよく聞きます。

アルギニンは天然の栄養素なので副作用はありませんが、統合失調症には何かリスクがあるのでしょうか?

今回は統合失調症の人がアルギニン摂取を控えるべき理由を検証します。

アルギニンと統合失調症の関係

統合失調症の原因には、遺伝的要素と神経伝達物質があります。

神経伝達物質の中にアミノ酸が含まれているので、統合失調症の人がアミノ酸であるアルギニンを自己判断で摂取すると危険です。

統合失調症の人は適切量を守ってアルギニンを飲んでも、症状を悪化させてしまう可能性があるのです。

統合失調症とは?

統合失調症とは、考えや行動、気持ちを1つの目的に統合する力が長い間にわたって低下している心の病です。

症状は、幻覚や妄想、まとまりのない行動が特徴です。

およそ100人に1人くらいの割合でかかる、心の病としてはよくある病気です。

一般的な治療法としては、薬物療法と認知行動療法などの心理療法を組み合わせた方法が効果的だと言われています。

統合失調症の原因

統合失調症の原因は、現代の医学でははっきりは明らかになっていません。

おそらく脳の構造、心理的な要因、環境的な要因の3つが主な原因ではないかと考えられています。

脳の構造は、ドーパミン、セトロニンなどの脳内物質のバランスが崩れていることがわかっています。

脳内神経伝達物質の機能などに問題が起きていることはわかっていますが、それに心理的、環境的な原因が複雑に絡み合った結果、発症するものだと考えられているのです。

統合失調症の人はアルギニンを避けるべき?

統合失調症の原因には、遺伝的要素と神経伝達物質があります。

統合失調症の人は、脳内のD-セリンというアミノ酸量が減少しています。

D-セリンは脳内の作用に大きな影響を及ぼす成分です。

神経伝達物質の中にアミノ酸が含まれているので、アミノ酸であるアルギニンの扱いには専門のお医者さんの指導が必要です。

アルギニンの摂取量を間違えると、統合失調症の症状を悪化させてしまう可能性があります。

そして統合失調症の人はペントシジンと呼ばれる糖化物質(AGEs)の血中濃度が、健康な人よりも2倍近く高く、抗精神病薬が効きにくい傾向にあります。

このペントシジンは、アルギニンがメチル化したアルギニン残基が合成に関わっています。

統合失調症の人は、主食・主菜・副菜を基本とするバランスの良い食生活を心がければ、アルギニンを過剰摂取の心配はありません。

統合失調症の人は、自己判断でサプリメントから栄養を摂取するのは、過剰摂取の危険性があるので避けましょう。

統合失調症の人はアルギニンに限らず、サプリメントを摂取する際には必ず医師の判断に従ってください。

アルギニンの過剰摂取は統合失調症を招く?

統合失調症の原因には、遺伝的要素と神経伝達物質があります。

その神経伝達物質の中にアミノ酸が含まれているので、アミノ酸であるアルギニンを多量摂取すると、統合失調症になる可能性を高めるともいわれています。

健康な人がアルギニンを飲みすぎると、脳内の栄養バランスが悪くなる可能性があるので、適切な摂取量を必ず守りましょう。

適切な摂取量の目安は体重1kgあたり50mg程度です。

健康な人は、適切な摂取量を守れば、副作用がでることはありません。

統合失調症によいサプリとは?

脳ではさまざまな栄養素が協調して働くことで、神経細胞のネットワークが機能しています。

ですからアミノ酸やビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどを中心に、幅広い栄養素を摂る必要があります。

そして私たちの血管や内臓、皮膚、筋肉など、体の約2割はアミノ酸からできています。

また、脳の感情物質や酵素などもその主成分はアミノ酸です。

このアミノ酸とビタミンやミネラルが力を合わせて働くことで、私たちのからだや脳が活動します。

統合失調症の人はナイアシン(ビタミンB3)が効果的です。

ナイアシンは神経症状を防ぐ成分としても有名で、ナイアシンが不足してしまうとうつや幻覚症状、イライラ、不安、精神障害が増します。

統合失調症は脳にストレス状態が持続する症状があります。

ビタミンCはアドレナリンやノルアドレナリンを中和する働きがありますから、ストレス時はビタミンCが大量に消費されます。

また、交感神経が強く働くときはビタミンB群やミネラルなどの消費量も増えます。

統合失調症の人の場合は、栄養素の適切量は人により異なり、自己判断でサプリを飲むのは、よくありません。

アルギニンに限らずサプリメントは必ず医師の判断に従ってください。

まとめ

私たちのからだに素晴らしい健康効果があるアルギニンですが、統合失調症の方はアミノ酸の扱いに注意が必要です。

たとえ適切量を守っても、症状を悪化させてしまう可能性があるので、サプリメントを摂取する際には必ず医師にご相談ください。

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