アルギニンの心臓への効果とは? 注意点やリスクはある?

アルギニンは多くの臓器に良い効果がありますが、心臓にはどのように働くのでしょうか?

心臓の病気を持つ人もアルギニンの効果を実感できるのでしょうか?

また気になる心臓への副作用は?

今回はアルギニンと心臓の関係について検証します。

アルギニンの心臓への効果とは?

アルギニンは心臓にどのような良い効果があるのかを見ていきましょう。

アルギニンは心臓の動脈の血流を改善する

アルギニンが、心臓の動脈で血流を改善するのに役立つ可能性があるというデータがあります。

そして動脈血栓、胸痛または狭心症および冠動脈疾患の症状を改善しました。

しかしアルギニンがコレステロールや心臓の健康に与える影響についての明確なデータはまだ存在しません。

アルギニンは心不全を改善·予防する

心不全とは、心臓の収縮力が弱ってきて、からだの臓器や組織が必要な十分な血液を送ることができなくなった状態をいいます。

アルギニンは、心不全患者の生活の質、心機能、血圧、血流、血管拡張性などを改善した科学的データがあります。

この効果は、アルギニンから生成した一酸化窒素による作用だと考えられていて、心不全を予防・改善することが期待できます。

アルギニンは、心臓の弱い方、あるいは心不全でお悩みの方にはおすすめです。

アルギニンの副作用は心臓に影響する?

アルギニンは適量摂取していれば、安全な成分ですので、副作用はありません。

ただし、利用中に体調が悪くなった場合は直ちに利用を中止しましょう。

ほとんどの場合、摂取をやめるだけで改善されますが、万が一、症状が改善しない場合は病院に行きましょう。

心臓の機能を改善するアルギニンの摂取方法

食べ物からのアルギニン摂取もできますが、続けやすさとコストの面から、サプリメントでの摂取がおすすめです。

毎日アルギニンを摂ることで元気な心臓を保ちましょう。

心不全の予防目的や治療にアルギニンを摂取する場合のアルギニンの摂取量は、1日2〜4g程度を1日2〜3回に分けて摂取することから始めます。

アルギニンの効果を実感する摂取量は、個人によって異なるので、様子を見ながら摂取量を増減させて調節していきます。

例えばアルギニンの1日5g〜10g程度の摂取量で、心不全に効果が見られたという報告があります。

そしてアルギニンサプリの中でも酸性であるクエン酸が配合され、アルギニンの強アルカリ性が中和されたものがおすすめです。

特に海外製サプリの場合は、アルギニン単体のものが多いので、この場合は、自分でクエン酸を購入して一緒に服用するとよいでしょう。

注意点は、アルギニンを大量に3ヶ月以上摂取し続けた場合は、アルギニンの効果が弱くなったり、消失したりする可能性が高いので気をつけましょう。

アルギニン摂取をしないほうがよい人とは?

アルギニンは血糖値や血圧を下げる働きがあるため、心臓の病気をしたことがある人や特定の薬を飲んでいる人は、アルギニンを摂取するとリスクがありますので、危険です。

心臓の病気を起こしたことがある人はアルギニンを摂取しない

心筋梗塞や心臓発作を起こしたことがある人はアルギニンを利用するのを避けたほうが良いです。

心筋梗塞になったことのある方がアルギニンを摂取すると、死亡率が上がるという報告もあります。

冠状動脈性心臓病の疾患がある方はアルギニンの摂取には危険ですのでやめましょう。

そして高齢者がアルギニンを摂取すると、心臓発作後の死亡リスクを高くすることも実験データによりわかっています。

心臓の薬を常用している人はアルギニンを摂取しない

医薬品との相互作用により、以下の二つの薬を使っている人は、立ちくらみなどの副作用の可能性があるため、アルギニンを摂取してはいけません。

  • 心臓の循環改善薬(ニトログリセリン、イソソルビド等)
  • 高血圧治療薬(ロタルタン、フロセミド等)

アルギニンは血流を増大させる可能性があるので、心循環改善薬とともに使うとめまいや立ちくらみが多くなる可能性があります。

そのため、心循環改善薬を利用している方はアルギニンを利用しないようにしましょう。

そしてアルギニンは血圧を下げる可能性があるので、高血圧治療薬とともに使うと血圧が下がりすぎ、めまいなどが多くなる可能性があります。

手術を控えている人はアルギニンを摂取しない

手術を控えている方は、術中の血圧管理に影響を及ぼすことがあるので、施術日の2週間前くらいからアルギニンは飲まないようにしましょう。

まとめ

アルギニンは心不全を予防したり、心臓病対策になることが判明しました。

過去に心臓発作を起こしたことがない人は、心臓病のリスクとは関係ないので安心して摂取して下さい。

適量と用法を守って、アルギニンの心臓への効果をしっかり実感したいものです。

ただし、すでに心臓の病気を抱えている人や経験があるひとは、アルギニンはリスクが高くなるので、摂取しないようにしましょう。

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