アルギニンは肝臓の機能を改善する効果がある?

アルギニンは万能な栄養素として有名ですが、肝臓にはどのような働きをするのでしょうか?

肝臓の機能を高めたり、肝臓病予防にはなるのでしょうか?

では早速アルギニンの肝臓への働きを見ていきましょう。

アルギニンと肝臓の関係

アルギニンを摂取することで、からだの中の一酸化窒素が増加して、肝機能が高まります。

そしてアルギニンの成長ホルモンを促進する効果は、大人になってこの成長ホルモンが増えることで、脂肪を燃やし、脂肪肝を改善していくことが期待できます。

さらにアルギニンは、肝臓内でアンモニアの解毒作用や成長ホルモンの分泌を促すといった働きをします。

アルギニンが不足すると、肝臓が正常に機能しなくなってしまい、肝臓の解毒機能も下がってしまいます。

そうなると、肉や魚のたんぱく質が分解されたときに発生するアンモニアを、尿素に変えることができません。

またアルギニンには、アルコールから肝臓を守ったり、肝障害になった肝細胞を再生させる働きもあります。

アルギニンは肉や魚、大豆製品などに多く含まれているので、日頃の食事から摂取しやすいです。

ビタミンB6と一緒に摂取すると効率がアップするので、まとめてサプリメントで摂るのがおすすめです。

アルギニンは肝細胞を保護する効果がある

アルギニンは体内で一酸化窒素を発生させて、肝細胞を保護し、肝障害を改善する作用があります。

保護された肝臓は、次第に本来の肝臓の働きを取り戻してくれます。

一酸化窒素を生産するアルギニンは肝臓の病気予防にとても有効な成分です。

アルギニンはアルコール性肝炎を改善する効果がある

大量にお酒を飲み続けると、肝臓に負担がかかり、肝機能障害となります。

アルコールによる肝機能障害をアルコール性肝炎といいます。

禁酒以外に、アルコール性肝炎を直接治療する薬剤は現在ほとんどありません。

そこでアルギニンは抗酸化作用や血流増加作用という素晴らしい働きをします。

アルギニンは、アルコールによる二日酔いやアルコール性肝炎を予防、改善することが期待できるのです。

実際、アルギニンはアルコール性肝炎の実験において、脂肪肝を強力に抑制し、肝細胞の壊死と炎症、および線維化を大幅に抑制する研究結果が出ています。

また、アルコール性肝炎の主な原因と考えられている、エンドトキシンと脂質過酸化の増加をアルギニンは強力に抑制しました。

さらにアルギニンには、アンモニアの解毒作用などがあり、尿素回路で変換されるオルニチンは二日酔いに高い効果があります。

さらにアルギニン・シトルリンの変換サイクルで生じる一酸化窒素の作用は、肝細胞を保護し、肝障害を改善します。

アルギニンは、有効な薬剤がほとんどないアルコール性肝炎の予防、改善薬として、非常に有望な栄養素であると考えられています。

実際にヨーロッパでは、アルギニンの肝細胞を保護し、肝障害を改善する働きに着目して、肝障害の治療薬として使われています。

アルギニン摂取で肝臓に副作用はある?

副作用が肝臓に関係するということにありませんので、心配いりません。

むしろアルギニンを摂取することによって、肝臓の数値が改善したり炎症が緩和したりするという研究結果が出ています。

ただアルギニンは強アルカリ性のため、中和せずにそのまま飲むと下痢や胃腸障害を引き起こします。

胸焼け、胃痛、ゲップ、お腹にガスが溜まるなど症状がある場合は、クエン酸などで中和して飲むことをおすすめします。

そして、すでに肝機能・腎機能に障害のある方は、1日に40~50gもの大量のアルギニンを摂取すると、代謝による内臓に負担を与えて生命の危険にさらされるという報告があります。

しっかり適量を守れば、アルギニンによる肝障害の改善や、腎機能改善が期待できるので、摂取量は必ず守ることが大切です。

肝臓機能を予防するためのアルギニン適切量

アルギニンは適量であれば、肝障害の改善、腎機能改善に効果的です。

肝機能を予防するためにアルギニンを摂取する場合は、推奨摂取量1日2〜4gを飲んでも問題ありません。

1日あたり、体重かける50mgをサプリメントで補えば効果を得ることができるでしょう。

アルギニンは肝臓で代謝されるため、ときには内蔵に負担がかかることがありますので、肝機能障害・腎機能障害をすでに持っている方の場合は、1日5グラム以上の摂取は負担がかかりすぎるので避けた方が良いです。

肝臓に不安がある方は、まずは3グラム程度から飲み始めてみましょう。

実際に病状を自覚している場合は、病院へ行って、医師のもとでアルギニンを摂取するようにしてください。

まとめ

アルギニンは肝臓にプラスに働いてくれることが分かりました。

アルコールで弱くなった肝臓の機能を改善させるためには、まずはアルコール摂取を控えることです。

そしてアルギニンを積極的に摂取して、身体の中の毒素であるアンモニアを出して、肝臓をしっかり守っていきましょう。

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